地域密着ビジネスで集客に効果のある販促ツール|最適な媒体とは?
成功する企業(店舗)は「売れる仕組み」を持っている。それを構築するには効果的な集客方法が不可欠だ!
売れる仕組みをつくる上で効果的な集客方法を見つけることはとても重要。
そして今、さまざまな集客ツールが世の中に出回っています。
しかし、一体何が自社にとっていいのか?・・・
今回は自社に最適な集客ツールの選び方について書いてみようと思います。
ターゲットの特性によって効果のあるツールは全く違う!
コンサルティング依頼を受けても、「自社の販促に何が一番効果的なのかわからない」「いろいろ取り組んではいるが効果を感じられない」といった声は少なくありません。
いろいろトライする精神はとても大事ですが、その結果うまくいっていない会社(人)はスタート地点の発想を見直してみることをお勧めします。
まず、ターゲットの特性を徹底的に絞り込んだ上で、
1)ターゲットはどこにいるのか?(どこに集まっているのか?)
2)どういった伝達方法が一番ナチャラルで苦痛を感じないないのか?
3)どういった時間・場所・気分であなたの商品・サービスを探すのか?(欲しくなるのか?)
これらを考えてみてください。
冷静に考えればわかることですが、これによって選ぶ集客ツールは全く変わってきます。
効果を出せない企業や人によくあるのは、こういったスタート時にじっくり考えるべきことをほったらかしにして、耳障りのいい宣伝文句や情報に流されてしまって、ツールに飛びついているケースが多い。
しかし、そんなことをしていてはいつまで経っても思うような結果を手にすることはできません。
そればかりか下手に労力ばかりかかるため、いつの間にかメンタルも傷つけられ疲弊する・・・そういった状況を招きやすくなります。
そして、その疲れ切った心にまた違う耳障りのいい誘い(情報)が入れば、「今度こそこれに違いない!」と思い込みそれに飛びついてしまう・・・
こういったことを繰り返してしまうのです。
集客を強化するのに真剣に取り組みべきことはどこにあるのか?
例えば、地域密着型の企業が地元の人を対象として商売をしたいと考えた時に、何が集客に一番ピッタリくるのかといえば、それは普通チラシです。
普通に考えて、一定の地域住民を対象としているのに全世界に情報を発信しても、あまり意味がないのはわかるでしょう。
確かにSNSは無料でできるし、うまくやれば情報が拡散される。
しかし、それが自社の対象(ターゲット)に確実に届かないのであれば全く意味がないわけです。
要は、魚がいないところで釣り糸を垂れても釣れないということなんですね。
「でも、広告やチラシはお金がかかるし、下手をすれば捨てられるだけだからリスクが高い」という人がいます。
はい。当然そうです。それは、当たり前です。
だから、ゴミにならない、捨てられないような広告を作ればいいわけです。
そのために必死に知恵を絞る。
ただ、それだけなんですね。
よく考えてみてください。
「いいね」や反応がない投稿を延々と繰り返していてもSNSでは集客できません。
繁盛店を目指す我々にとって、そんな無駄な時間はないはずです。
たとえ多少経費が無駄になるリスクを抱えていたとしても、それがターゲットに届く確率が高いのであれば、それを極めない手はありません。
SNSだって一見経費がかからないとはいえ、時間と労力という、すごい犠牲を払うのです。
時給で換算したら、とんでもない額になる。
「無料で使える」という上っ面だけで見誤ってはいけないんですね。
何事もリスクのないところにチャンスはないのです!
効果的な集客をするためにターゲットの思考・性質・行動などを考える
ただ、地域住民を対象にしたビジネスといっても実際ターゲットを深掘りして考えると、ことはそんな単純なものではありません。
集客媒体も「地域密着ビジネス=チラシ」といった単純なものではないのです。
例えば、地域住民でも、その地域に住む働く男性が対象ならば、チラシを見ることは極めて少ないでしょう。
30、40代以下になってくると、家庭で新聞も取らないのでさらに確率は下がります。
さらに、多くの同品種と比較検討したいものだとすれば、チラシだけでは表現しきれないかもしれない・・・
こういった場合は、アフター5にじっくり比較検討できるホームページやネット広告に力を入れたほうが良かったりします。
こういった例から考えてみても、集客販促ツールを考える時には、
ターゲットとなる人は、どんな性質・職業の人なのか?
何曜日が休みなのか? 年齢は?
生活のリズムは夜型なのか昼型なのか?
所帯持ちなのか独身なのか?
いつそれを必要と思うのか?
その欲求はどれくらい切実なものなのか?
常にどんな感情でいるのか?
どれくらいの対価まで惜しまないのか?・・・
そういったことを徹底的に掘り下げていく必要が出てきます。
すると、どういった集客ツールを使うのが最適なのか消去法で段々見えてくるんです。
そこから明確に浮かび上がってきたものに全力を尽くす。
こういったことが必要になってくるわけです。
枝葉の手法(販促ツール)を極めるなんて最後。まずは、全体の仕掛けを考えろ!
実は今、販促ツールの選び方についてあれこれ書いてきていますが、ここで一旦それらは横に置いてみてください。
それを考えるのは最後の最後にしてほしいのです。
なぜなら、ターゲットを掘り下げること以外にも最初に考えるべきことはたくさんあるからです。
まずは、達成したいゴール、自社のターゲット、ブランディング(強み)、コンテンツをしっかりと考えてから、売れる仕組み構想を練った上で、ようやく最後にそこに当てはまる集客販促手段が決まる
・・・というのが本来の順当な考え方なのです。
うまくいかない企業や人はそれが逆になっていたり、順序がグチャグチャになっていたりすることが多い。
これでは結果を出すのは難しくなります。
たまたま出たとしてもまぐれで、成功した根拠を見出せない。
それでは再現性も低いため、さらに発展させていくことができないで終わってしまう。
そもそも、ターゲットや集客ツールは単体で考えるものではありません。
全ては繋がっているのです。
始まりからゴールまで全体を考えて、全ての流れが自然で、何の違和感も引っかかりもない状態・・・これができればOK!完璧です。
あとはやるだけ。
全力でその販促ツールを極めてさえいけば、結果はついてくるというものなのです。
以上のことからわかるように、自社にとって一番効果的な集客ツールというものは各社違います。
その上で、必死に汗をかく場所を間違えない。
これが本当に自社にとって効率の良い集客ツールの見つけ方なのですね。
繁盛店を目指すなら、是非これを徹底していってほしいなと思います。
ということで、今回は店舗集客に最適な販促ツールの選び方について書いてみました。
いかがでしたでしょうか?
せっかくの努力を無駄にしないためにも、まず最初に売れる仕組みの構想をしっかりと考えてみましょう。
いつでも全力であなたの売れる仕組みづくりをお手伝い致します!